畳のお手入れ

お使いの畳をいつまでの良い状態で使うために、定期的なお手入れをお勧めします。まずは、どのようなお手入れが必要なのかご確認ください。

日々の清掃

もっともお手軽なお手入れが「清掃」です。 畳にとってほこりは敵です。こまめな掃除をこころがけましょう。

掃除のポイント

畳の掃除にはほうきが最適!


畳の清掃には、実は、「ほうき」が一番適しています
出がらしのお茶っ葉をアク抜きした後ギュッとしぼり、畳にまいてください。
お茶っ葉と一緒に畳の目にそって掃けば、すっかりゴミもホコリもとれます。掃いた後は、乾いたぞうきんでカラぶきを。


網目に添って掃除機を使う


掃除機を使う場合、畳表に傷がつかないよう編み目にそって、丁寧にかけてください。


畳干し


「裏返し」・「表替え」に加え、「畳干し」を怠らないことも大切です。

畳干しの時期

春と秋の年2回の割合で行うといいでしょう。

畳干しの方法

1.畳を取り外す


畳は一帖ずつピッタリと部屋の中に収まっているので、先端のとがった物で持ち上げるように取り外します。


2.目印をつける


畳をもとに戻す際、元々あった場所に戻さないとシックリいかなくなってしまいます。
元に戻せるよう、目印をつけておくのも忘れずに


3.干すときのポイント


干す時間は4~5時間程度 です。
畳床をお日さまに向け、よくたたいてホコリを吐き出させましょう。
畳表を直射日光に当てると変色するおそれがあるので、ご注意ください。
庭で干す場合、地面に畳がつかないよう、下にブロックなどを置いて干してください。
立て掛けて干す場合、ベランダに立て掛けたり、2枚の畳を相互に立て掛けたりしてもOKです。
風通しの良いところで干すことが基本ですが、倒れないよう注意が必要です。
干す場所がない場合、単純に床から畳を離すだけでも効果があります。缶ジュースなどをつっかえ棒にして、風を与えましょう。

家具の後を消す方法

ぞうきんをお湯に浸してきつく絞り、家具の跡に置き、その上からアイロンをかけるとある程度回復します。

畳がカビてしまった場合

ブラシで丁寧にカビをとり、畳の目にそって掃除機などで吸い取る。
それでもだめなら、漂白剤をお湯で薄め、きつくしぼったぞうきんで拭き取ります。
その後、アルコールを布に含ませ、さっと拭くといいでしょう。
カビが気になる方は、防虫防カビ加工済みの畳を購入されることもおすすめです。

畳に醤油をこぼした場合

こぼした上に小麦粉、ベビーパウダー等をふりかけ、粉末に吸い取らせ、掃除機で処理。

畳に油性の汚れがついた場合

汚れによっては、塩、牛乳、マニキュアの除光液、塩素酸ソーダ、レモン汁、粉末洗剤等が利用できます。

◎このほかに畳に関する疑問、ご質問は「よくあるご質問」にも掲載しています。

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